現在、スマホとガラケーと2台分携帯電話を持っている。
ガラケーを持ち続けている理由は、昔から持っている電話番号、キャリアメールを継続して持つ事、且つ電話をするならガラケーのスタイルが楽だからという理由で持っている。
スマホはネット接続とLINE用、電子マネー決済用に必要になったために持っている。

ガラケーを機種変更してから3年が経ち、優遇されていた月額利用料が値上がり(2100円→3100円)になってしまった。
代替のガラケー向けのお得な新プランがないか確認したが、いまどき、ガラケー向けの新プランはなかった。
これは、さすがにガラケーを卒業しないとな。

キャリアメールは全く利用しておらず、届くものといえばスパムメール位なので、キャリア変更も検討してみる。
メールはSMS(電話番号に依存したメール)とGmail(Googleメール)で事足りるし、そもそもLINEで済んでしまう。
電話番号を維持したい場合はMNP(番号を他社に乗り換え)を利用すれば、問題なくキャリア変更できる。
ガラケーからスマホへの機種変更(新機種購入)を検討してみた。

最近、いろいろな新機種が発売されているが、あくまで自分が好んで選択したAndroidのSONYのXperiaについての購入過程について書きこんでみた。

 
 

Xperia 10 III Lite について

中古で購入して、格安SIMの組み合わせも考えてみたが、安く購入できるのであれば、新機種の購入も検討してみたい。
条件があり、デュアルSIMが必須で、なるべく将来に渡って長く使用していきたいので5G対応のものがほしい。
なぜ、デュアルSIMにこだわるのかというと、デュアルSIMとは、SIMが2回線分同時に使える機能の事を指し、最新の方式のデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)の場合、2回線同時待ち受けが可能という事だ。
メリットとして、メインのキャリアと格安SIMのキャリアの組み合わせとか、電話専用とデータ通信専用の組み合わせとか、用途に応じて組み合わせが可能になる。

最新のスマホで、何が対象の機種になるのか調べてみた。

2021年8月20日発売された
ASUSの「Zenfone 8」。
2021年8月26日発売された
Googleの「Google Pixel 5a」。
2021年8月27日発売された
SONYの「Xperia 10 III Lite」。

上記のどのスマホを選んでも満足できると思うので、後は好みの問題だろう。

他にも候補になるスマホがあったが、個人的に好みな Xperia 10 III Lite に絞って検討してみた。
Xperia 10 III Lite と、ほぼ同一商品の Xperia 10 III も存在する。
それぞれスペックを比較してみた。

製品名 ソニー
Xperia 10 III
Lite
ソニー
Xperia 10 III
発売日 2021年8月27日 2021年6月18日(ドコモ/au)
2021年7月2日(ワイモバイル)
予想価格 4万円台 5万円台
キャリア 楽天モバイル、
IIJMio、
OCN モバイル ONE(goo Simseller)、
mineo、
nuroモバイル
ドコモ、au、
ワイモバイル
SIMカード nanoSIMx1+eSIM (SIMロックなし) nanoSIMx1
デュアルSIM デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)
次世代通信規格5G
発売時のOS Android 11
プロセッサー SoC: Snapdragon 690 5G オクタコア (2×2.0GHz+6×1.7GHz)
RAM 6GB
ストレージ 64GB 128GB
メモリーカード microSDXC(最大1TB)
モニター 6.0インチ、フルHD+(2520×1080ドット)、比率21:9
パネル 有機EL OLED、トリルミナスディスプレイ for mobile
HDR動画再生
防水・防塵性能 IPX5/IPX8・IP6X、Gorilla Glass 6
生体認証 指紋認証(右側面の電源ボタンに設置)
背面/アウトカメラ 800万画素 16mm F2.2 (超広角)+1200万画素 27mm F1.8 (標準)+800万画素 54mm F2.4 (望遠)
正面/インカメラ 800万画素 F2.0
動画機能 4K(3840×2160)、スローモーション動画: 120fps
カメラ機能 電子式手ブレ補正、光学2倍ズーム、ナイトモード、ボケエフェクト、オートHDR、ポートレートセルフィー、プレミアムおまかせオート(14種類のシーンと4つのコンディション)、連写10コマ/秒
Wi-Fi IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 5.1
NFC
FeliCa おサイフケータイ対応
GPS
テレビ ワンセグ/フルセグに非対応
オーディオ ハイレゾ、DSEE Ultimate、LDAC、360 Reality Audio
3.5mm
ヘッドホンジャック
コネクター USB Type-C
バッテリー容量 4500mAh
充電機能 いたわり充電、STAMINAモード、USB PD、ワイヤレス充電に非対応
FMラジオ
その他 サイドセンス、片手モード、スマートコネクティビティ(Wi-FiとLTEを自動切り替えして最適な通信環境を保つディープラーニング技術活用の機能)
68mm
高さ 154mm
奥行き/厚み 8.3mm
質量/重さ 169g
カラー ブラック、ホワイト、
ブルー(楽天モバイル限定)、
ピンク(楽天モバイル限定)
ブラック、ホワイト、
ブルー、ピンク、
イエロー(ドコモ限定)

比較してみて、それぞれ販売するキャリアが異なっている。
Xperia 10 III(Liteじゃない方)は、ストレージが大きい事、FMラジオが付いている事、デュアルSIMに非対応という点。
逆にLiteは、相対的にストレージが小さく、FMラジオに非対応で、デュアルSIMに対応している。
サイズに関しては全く同じ仕様になっている。
この時点で選択肢はデュアルSIMに対応している、Liteを選択した。

 

格安SIMを選択

最新機種をすこしでも安く購入する事が目的で検討した結果、以下のふたつの候補に絞れた。

① 楽天モバイル

Xperia 10 III Lite 製品価格(税込) 46,800円(一括払い)
最大20,000円相当のポイント還元 -20,000pt(楽天モバイルを初めてお申し込み、Rakuten Linkアプリの利用など条件あり)
ポイント還元で実質26,800円

料金プラン

データ通信 月額料金
1GBまで 0円/月
3GBまで 980円/月(税込 1078円/月)
20GBまで 1980円/月(税込 2078円/月)
20GB超過(無制限) 2980円/月(税込 3078円/月)
通話料金 月額料金 備考
国内通話料金 税込 22円/30秒 通話定額オプションを使用しない場合の国内通話料金。一部対象外通話あり。
Rakuten Link 0円/30秒 Rakuten Linkアプリ利用で国内通話かけ放題。
国内通話かけ放題(Rakuten Linkアプリ使用時)はプランに含まれる。
アプリ未使用時 税込 22円/30秒。一部対象外番号あり。
契約解除料について
最低利用期間なし。プラン料金3カ月無料キャンペーンは終了日未定。特典はおひとり様1度のみ、1回線目に適用。過去に「プラン料金1年間無料キャンペーン」が適用された場合、今回の「プラン料金3カ月無料キャンペーン」は適用対象外。詳しくは公式サイトを確認の事。

最新機種をポイント還元で実質26,800円で購入できるのは、かなり安い。
今なら、プラン料金3カ月無料キャンペーンが適用されるので、期間中いくら利用しても0円/月で運用できる。
通話料金について、Rakuten Linkアプリ使用時に、ほぼ0円/月で運用できるのでこちらもかなりお得にできる。

実はすでに楽天モバイルに契約中で「プラン料金1年間無料キャンペーン」を利用中なので、これで契約すると2回線目になり、プラン料金のお得なキャンペーンは適用にならないので(2回線目からは月額980円~)今回は見送った。

Xperia 10 III Lite 楽天モバイル を申し込む

 

② OCN モバイル ONE

Xperia 10 III Lite SALE特価(税込) 24,000円(一括払い)
※SALE特価は、2021年12月9日(木)11:00までの限定価格。
SALE特価終了後は端末価格40,469円(税込)+OCN モバイル ONE音声対応SIMの月額料金でのお申し込みに変更になる。

料金プラン

コース(新コース) 音声対応SIM月額料金
1ヵ月あたり 1GB 税込 770円/月
1ヵ月あたり 3GB 税込 990円/月
1ヵ月あたり 6GB 税込 1320円/月
1ヵ月あたり10GB 税込 1760円/月
オプション 月額料金 備考
オプションなし 税込 11円/30秒 国内通話料
OCNでんわ
10分かけ放題
税込 935円/月 10分以内通話料0円
OCNでんわ
トップ3かけ放題
税込 935円/月 通話料上位3番号が通話料0円
OCNでんわ
完全かけ放題
税込 1430円/月 国内通話料0円
契約解除料について
新コースで申し込んだ音声対応SIMカードには最低利用期間なし。新コース以外で申し込んだ音声対応SIMカードには、本人確認書類の確認が完了した日を含む月を1カ月目として6カ月目までの最低利用期間あり。最低利用期間中に音声対応SIMカードを解約される場合、解約違約金(1,000円(不課税))がかかる。
ご購入はお一人様1台かぎり。初期契約解除に伴う端末価格 Xperia 10 III Lite 45,969円(税込)
過去にOCNの入退会を繰り返す等転売目的のおそれがある場合や、取引実績その他総合的な与信判断の観点から、注文をお断りする場合や注文確定後にキャンセルさせていただく場合あり。
※2019年11月20日に新設されたコースが新コース。それ以前からのご契約の場合は新コース以外。

最新機種を24,000円(一括払い)で購入できるのはかなりお得。
音声対応SIMの月額料金についても770円/月から利用できるので、かなり節約ができる。
なんといっても2回線分収容できるスマホを持てるので、工夫次第で、超便利にも超格安にもできる。
最新機種のこの特価は、SALE特価の価格なので、即購入を決めた。
一人1セット限りだが、せっかくの機会なので、家族の分も別に購入。
つまり2セット分購入して契約した。

Xperia 10 III Lite OCN モバイル ONE を申し込む

 

メリット(2回線同時待ち受け)について

Xperia 10 III Lite に搭載されている デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV) がかなり便利。
DSDVでは、2枚のSIMカードを挿して2つの電話番号を1台の端末で利用できる。
この機種は、2回線同時待ち受けができるという事だ。

デュアルSIMについて以下の方式がある。

方式 名称 同時通話
/データ通信
同時
待ち受け
4G対応
DSSS デュアルSIMシングルスタンバイ × × 片方のみ
DSDS デュアルSIMデュアルスタンバイ × 3G+4G
DSDV デュアルSIMデュアルVoLTE × 4G+4G
DSDA デュアルSIMデュアルアクティブ 4G+4G

これで、楽天モバイルとOCN モバイル ONEを組み合わせて運用してみる。
現在、この2回線利用で、月額たったの770円!!
楽天モバイルで電話代を節約して、OCN モバイル ONEについて、データ通信をメインにし、月毎にプラン変更やオプション変更が可能なので、最適な使い方を模索してみようと思う。
楽天モバイルについて、電波がまだ不安定な面があるので今後に期待するとして、OCN モバイル ONEについてはドコモの回線を利用しているので、安心して利用できる。
新しい機種が届いたら、いろいろ試してみようと思う。楽しみだ。